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説得の逆効果を避けるために

家庭や仕事の場において、相手を「説得したい」という状況は
誰にでも起きてくることではないでしょうか。

本日は、その「説得」について気を付けていきたいことについて
お話しします。
※説得の内容(意図などを含む)については、今回は考えません。

説得とは
「言葉を介して相手の態度や行動をある特定の方向へと
変化をさせようとすること」になります。

家庭生活の中で、ご両親がお子さんに、奥さんが旦那さんに
何かについて説得する場面というのはよくあることではないでしょうか。
ご両親がお子さんへ行う「説得」は「教育」という面もあることでしょう。

また、ビジネスの面では、「交渉」というような表現をする方が
ピンとくるかもしれませんね。

そして、その説得を「成功させたい」と、当然思いますよね。

そこで、以下のことをチェックする必要があります。
説得が効果をもたらす要因というものがあるのです。
それは、
○送り手の信ぴょう性や魅力、伝える内容(受け手に必要なのかどうか)
○受け手のもっている知識や個性
○お互いの関係性
となります。

例えば、
いきなりの営業の電話などは、送り手の信ぴょう性や魅力
お互いの関係性など皆無ですので
とても難しいことになるということは、言うまでもありません。

ましてや、受け手のニーズに関係なくやたらと電話を掛けまくっている
会社って一体… 
と、個人の経験から感じています…


普段関係性を築いていると思っている間柄においても
説得の際にはより慎重な姿勢(効果を生むための工夫)
でなければなりません。

「説得」において
特に気を付けなければならないのが、その「説得」が逆効果となり
説得が成功するどころか、進んでほしくない方向へと
行動を加速させてしまうことがあるのです。

このことを「ブーメラン効果」といい、相手は説得されることで
「自由が脅かされてしまう」と感じてしまい、その自由を回復しよう
とする「心理的リアクタンス」というものが喚起されてしまうためだと
考えられています。

説得⇒説教 となってしまうことがあるようです。

「言わない方がましだった…」

このような思いになってしまうかもしれません。

そこで、説得を成功させるためにはまず
☆今からする「説得」は、一体なんのためにするのか。

相手と対面する前に一呼吸おいて、
「目的」⇒「効果的な説得の方法」
について、考えていく必要があるのだと思います。



本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

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何かの壁に行く手を遮られてしまっているような「辛い状況」にある方が
状況を打破していけるヒントとなるように、書き綴っていきたいと思います。

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