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自分の「考え方」に気づきましょう

感情はどこからやってくるのでしょうか?

私たちは、日々の生活の中で様々な感情を抱きます。
「嬉しい、楽しい、悲しい、苦しい、腹がたつ…」など。

この感情によって、更にやる気が湧き「先へ進む」こともありますし、逆に感情に押しつぶされて「何もできなくなってしまう」こともあります。

この感情は一体どこからやってくるのでしょうか?

それは、「思考=考え方」です。
考え方によってそれに見合った感情が出てくるのです。

考え方は人それぞれ違いがありますので、同じ出来事でも人それぞれ感情の出方や程度が当然違ってきます。

気楽なあの人がうらやましい…!

感情の振れ幅が極端に大きい方は、精神的に疲れ切り、身体にも悪影響を及ぼすことも少なくありません。怒り、悲しみ、不安、絶望…このような感情をいつも抱えてしまうと、やることやること上手くいかず、更に感情が荒れ、負のスパイラルに陥ってしまいます。
こういう方は、「気楽なあの人が、本当にうらやましい…!」とうらやむだけでなく、その人を否定してしまい、更に自分に負のオーラをまとわせてしまいます。

感情の振れ幅が極端に大きい方と、このうらやましいほどに気楽に見える方との違いは、先ほどもお伝えしました「考え方」の違いが大きく関わってきます。

例えば、仕事で一つミスをしたとします。その時に感情の振れ幅が大きい方は
「あ~何で自分はこんなにもダメな人間なんだ…」と考え、悲しい気持ちになることがあるでしょう。

一方、気楽に見える方は
「まあ、こんな時もあるさ。あの時疲れてたからな。次がんばろう!」と考え、自分の中で整理をつけ、ササッと次へと切り替えていくことができます。

考え方は変えられるの?

では、考え方と言うものは変えられるのでしょうか?
答えは「変えられる」です。

まず、自分自身がどのような「考え方のクセ」をもっているのかを探っていきます。
自分を知る。これが大切になります。自分のことは案外分からないもので、「クセ」に関しては無意識レベルに起こってしまうことですので、丁寧に見つめていく必要があります。

そして、その「考え方のクセ」が自分にとってどんなメリットがあるのか、デメリットがあるのか、というものを検証していきます。第三者から見て、どう考えてもデメリットしかない、というものでも、本人にとっては必ず「メリット」があるのです。しかし、その「メリット」は過去に存在し、一時的なものが多く、「今」本当にそれが必要なのかどうかも検証します。

このように、Life journey~旅する人生の在り方~では、「考え方のクセ」を見つけ出し、検証していきます。そして、その結果次第で「思考の変容」を起こすワーク、セッションに移行していきます。これは「認知行動療法」のスキルを活用していくことになります。

自分の感情に振り回され、思うような毎日を送ることができていないとしたら、あなたの「考え方」にフォーカスすることで解決の糸口が見つけられるかもしれません。

⇒思考・行動パターン改善カウンセリング ※5月24日より、コロナウィルス感染拡大防止の対策を継続しながら「セッション」「講座」を再開致します。

⇒認知行動療法 基本~実践講座 ※5月24日より、コロナウィルス感染拡大防止の対策を継続しながら「セッション」「講座」を再開致します。