ブログ

棚に上げているのではなく…

「自分のことを棚にあげて
よくそんなこと言えるよね」

と言っている人。
あなたも
必ず
「自分のことを棚に上げている」
という表現になるようなことをしていることはあるでしょう。

「あなたも自分のことを棚に上げてしまっていることがあるのに
よくそんなこと言えるよね。」

こんな不毛な
言い争いも
想像できてしまいます。


子供に
「信号は守りなさい」
と教えていても
過去、自分自身が完璧に
全ての交通ルールを守って
生活しているはずがないでしょう。

子供から
「お父さんも、この前信号無視してたじゃん!」
なんて言い返されること
ありますよね。

しかし
教えていくことは
大切で
当たり前なのです。

「自分自身のことを棚に上げて言ってしまうことになるから
そんなこと言えない。」

それでは
世の中成り立っていきません。
伝えられないことばかりです。

これは
自分勝手に
なんでも言っていい
やっていい
というわけではありません。

自分の負の経験から
その学びから
相手に伝えられることはあるのです。

相手にとっては
「自分を棚に上げて」
と思われてしまうこともあるかもしれないけれど

そのことが
その人には直接通じなかったとしても
他の誰かの助けになることは
必ずあるものです。

それは
「自分のことを棚に上げている」のではなく
「それを自分の手元で抱えて見つめ」
それを通じて語っていることになるのです。

そんな意識で伝えられたら
伝わりやすいのだとも思います。