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そちらを向けば、そちらへ向かう

自転車に乗りたての頃
ふらふらふらふらと
危なっかしかった経験を覚えているでしょうか。

自信をもって乗ることができるようになっても
危ない場面で、ふらっとしてしまったことも
あるのではないでしょうか。

慌ててしまい
思わず
何かにぶつかったり
転んだり
側溝に落ちたり…

そんなときって
「そっちに行くなそっちに行くな!」
って思いながら

危険な「そっちの方を向いている」

ことが多いようです。

自分のコントロール下になく
いきなり突き飛ばされた
よそ見してぶつかった
などは別ですよ。

「そっちは危険!」
と思って
「そちらにはいきたくない!」
とふらふらしている状態です。

そんな時
そっち行っちゃうんですよね。
意識が、目が、体が、
そっちを向いてしまっているので。

自転車だけでなく
車の運転にしても
スノーボードにしても
走るにしても

視線を行き先に向け
少し遠い方を向いて
って
言われます。

そしてこのことは
機器や道具の操作
体を動かす
ということだけでなく

自分がこの先の未来へ
向かう先のことにも
大きく関係しています。

右の方向を見据えたなら
右の方向へ

左の方向を見据えたなら
左の方向へ

動いていきます。

ただ
途中で大きく方向転換ということがあります。

自分だけの問題でなく
大きな何かに突き動かされ
思わぬ方向へと
向かわされることもあります。

しかし
そんな時でも
やはり
その時々の自分の向かう先は
自分自身の向いている方向なのです。

そっちを向いているのです。

無意識で行うこともありますし
意識的に行うこともあります。


「自分がどちらを向いて未来へ向かっているのか」

自分の口癖を
自分の思考を
自分の感情を
自分の行動を
ヒントにしながら
確かめる時間も必要になってきます。