8月となりました。
名古屋では35℃と猛暑日となり、とろけるほどになっています…
会う人会う人、みな「暑いね~」から始まる挨拶となっています。
みなさま、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
さて、以前のブログで「外発的動機付け」「内発的動機づけ」
についてお伝えしました。
⇒心から湧き出る「やってみたい!」
外から与えられる刺激よりも、自分の内側の声をよく聴いて
心の底から「やってみたい!」と思えるようなものに挑戦していく方が
持続性は高いですし、何より、自分の人生が豊かになっていきます。
「内発的動機付け」により始めたものは、「一生の宝物」となるかもしれません。
ここで、「内発的動機付け」により何かを始めた人を取り巻く
「周囲人たち」が気を付けなければならないことがあります。
特に、「教師が教え子」に対して、また、「ご両親がお子さん」に対して
「上司が部下」に対して、などの関係が当てはまってくるでしょう。
自分から好きで始めたものがあったとしたら、その人に対して
過剰な「誉め言葉やご褒美」は必要ありません。
必要ない、というよりは、「やめた方がいい」ことになります。
それは、「内発的動機付け」で始めたものに対して
外部からの刺激があることで、そのことに対する「意欲が衰退してしまう」
ということが多いからです。
「内発的動機付け」⇒「外発的動機付け」 への変化
ということにもつながってしまいます。
自分が好きでやっているもの、「自分の満足で十分」なところに
「お小遣い」が発生してしまったら、目的が変わってしまい
「お小遣い」が与えられなければやらなくなったり
取組に対する気持ちが「萎えて」しまったりします。
その部分を見極めていかないと、周囲の人たち(教師やご両親など)の
「誉めたい」という気持ちの押し売りになってしまうことがあるのです。
更にそこに、「内発的動機付け」で何かを始めた人の「パーソナリティー」
も関わってきますから、ただ「誉めればいい」「報酬を与えればいい」
ということには、当然ならないわけです。
このように考えていくと、人と関わる、人を育てる、ということに
「魔法のような絶対的な法則」は存在しないんだよな~
とつくづく思ってしまいます。
本日もブログをお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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