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まずは「一つ」やってみる

何も手につかない
ひどい場合には
起き上がることすらできない。

精神的疲労によって
行動量が極端に減ってしまうことがあります。

そうすると
更に自分を追い込んでしまうような思考に陥り
負のループに飲み込まれてしまうことだってあります。

体や心を休める。
これは大切なことですが
行動量が極端に減ってしまって
負のループに飲み込まれた時には
何か「一つ」でいいので
「意識して行う」ことも気持ちの改善に効果的です。

・今から10分間動画を見よう
・今から5分だけトイレ掃除をする
・今から呼吸に意識を向けてみよう

その方の状況によって行動は変わってきますが
「一つ」やったら、そのことをしっかりと味わってみるのです。

精神的疲労の積み重ねで
今までは無意識に、簡単にやっていたことが
できなくなってしまうことがあります。

まず「一つ」から意識的に取り組み
それを少しずつ少しずつ増やしていきます。

「なんでこんなことができなくなってしまったのか…」
「こんなことをやって、何になる!」

そんなマイナスな思考が頭を駆け巡るかもしれません。

しかし
そんな時だからこそ
「一つ」を意識してやってみるのです。

「一つ」が次の「一つ」に
そしてまた次の「一つ」に
つながっていきます。