「はい、カット!」
監督のその言葉で
現場の空気が緩み
ほっとした表情が広がっていく。
それぞれの役割を演じた役者たちが
素の自分にもどり
休憩したり、次のシーンの確認をしたり…
私たちの頭の中で繰り広げられる
壮大な妄想にも
「はい、カット!」
と呼びかけ
緊張感をほぐしてあげたいものです。
過去の出来事に関連させて
盛りに盛った
自分に大きく攻撃を加えてくるような
壮大な妄想に
「はい、カット!」
と止めてあげましょう。
そしてその後
役割から解き放たれた
頭の中の各々の役者は
ほっと息をつき
リラックスした時間を過ごしていきます。
それが
本日最後の撮影シーンだとしたら
「お疲れさまでした!」
「いや~、いい演技だったよ!」
「帰りにご飯でも行く?」
と開放感いっぱいの出演者の皆さんの
良い表情が見られるかもしれません。
頭の中での出来事は
全てあなたの「監督下」にあるのです。