嘘は
つく方もつかれる方も
お互いに嫌なものではないでしょうか。
しかし
嘘をつく方がこの場ではいい。
嘘をつかざるを得ない。
「優しい嘘」である。
ということもあるのかもしれません。
それは
「嘘」とは言わず
「大人の対応」
「臨機応変」
「気持ちを隠す」
「危機回避」
などと表現できるかもしれません。
必要なことだ、と思うことも当然あります。
ただ
それらが積み重なることで
ついている方も、つかれている方も
自分自身を隠してしまい
しまいには
本当の自分というものを見失ってしまうことにもつながります。
分らなくなるのです。
ただ
何かのきっかけで
どこかでハッと思い至ってしまうことがあるのです。
「ああ、嘘ばっかだ」と。