公認心理師試験の出題内容に関する記述に
『公認心理師試験出題基準・ブループリント』
があります。
出題基準・ブループリントは
試験の出題内容が表されているものなので
確認をする必要があります。
出題基準・ブループリント
を見ると分かると思いますが
公認心理師試験の出題範囲は広範囲となります。
また
出題基準はキーワード的に記載されているので
これだけ見ていても試験に合格することは難しいでしょう。
しかし、出題基準・ブループリントを確認し
テキスト、問題集に取り組むことで
試験に向けての意識も高まり
知識の関連性が深まっていくことと思います。
こちらのブログでは
昨年の令和3年版と比較して
令和4年版がどの点に変更があるのかをお伝え致します。
データを目視で見比べて記載しておりまして
もし見落とし等ありましたら
ご容赦いただきたいと思います。
≪令和3年版との変更点≫
出題基準が2か所変わりました。
◎大項目 :12 発達
○中項目 :(4)非定型発達
・小項目(キーワードの例)
【令和3年版】
アタッチメント障害
↓
【令和4年版】
アタッチメント障害
(反応性アタッチ メント障害/反応性愛着障害、脱抑制 型対人交流障害)
◎大項目: 23 公認心理師 に関係する制 度
○中項目:(4)司法・犯罪分野に関す る法律、制度
・小項目(キーワードの例)
【令和3年版】
更生保護施設、地域生活定着支援セン ター、自立援助ホーム、自立更生促進セ ンター
↓
【令和4年版】
更生保護施設、地域生活定着支援セン ター、自立更生促進センター
⇒令和3年版出題基準・ブループリント(一般社団法人 日本心理研修センター:お知らせ)
⇒令和4年版出題基準・ブループリント(一般社団法人 日本心理研修センター:5出題基準)
今回の変更は出題基準の中で2か所のようです。
変更点があった、ということは
その変更点は『試験出題の可能性が高まる』
とも考えられるのではないでしょうか。
アタッチメント障害が詳細に記載されるようになった
ということは…
という風にも考えられそうです。
ただ、今回は2か所の変更なので
前回と「ほぼ同じ出題基準」
ということにもなりますね。
変更部分だけでなく
出題基準全体を分析していくこと
(確認していくこと)自体で
記憶にも残りやすく
更に周辺の知識を得るチャンスとも言えるのです。