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その時の出来事の見方は変わります

ある「出来事」が起きた際
 

その時の

「場所」だったり

「目にしたもの」だったり

「匂いや味」だったり…
 

その出来事と感情が脳内で

「つながって」インプットされます。

起きた出来事や感情が強い印象を与えるものや
 

日常的に繰り返し起きてくることであればあるほど

脳内においての「つながり」
強固なものになります。

ある音楽を聞くと
あの場所を思い出し、懐かしくなる。

あるものを食べると
あの人のことを思い出し、嫌な気分になる。

など。

『その場所へ行く』と
『そのものを目にする』と
『その匂いを嗅ぐ』と

『その音を聞く』と…

その時の出来事や感情が思い出されます。






 

それは、その人個人のものとなります。


もちろん、グループや知らない人同士でも
同じ状況を共有した場合は
共通の体験として
同じような脳内の「つながり」はできる可能性が高まります。

 

自分にとって「良い出来事」の場合
それとつながっている「五感で感じられるもの」を感じた際
その「良い出来事」とその時の感情が思い出され
プラスの感情を得ることができます。

 

逆の状況においては
マイナスの感情を得ることになります。

ただ、これは「客観的な事実」としての「つながり」
ということも言えます。


その時はそんな出来事もあって
その時はそう感じていたんだ

ということです。

確かにそうなんです。
その時は…

しかし

その「出来事」に対する自分の主観的な思考や感情
その時々や時間を経過するにつれて、多かれ少なかれ
変化が起きます。


その時は「良い出来事」と思っていたこととつながっている
「五感で感じられるもの」を感じても
 

その出来事への「自分の見方、感じ方」が変わってしまえば
「事実としての出来事」を思い出しても
必ずしもプラスの感情を得ることにはならないのです。


逆も然りです。


その時は「最悪の出来事」と思っていたこととつながっている

「五感で感じられるもの」を感じても

「その『最悪の出来事』によって

今の『肯定できる自分』が出来上がったんだ」

と思うようになっていたとしたら

必ずしもマイナスの感情を得ることにはなりません

したがって

嫌な記憶を引き起こす「はず」
特定の匂いや味が
今では懐かしささえ感じられるものになることもあり得ます。



その時の「出来事」に関する

自分の考え方や感情の変化が
 

それとつながっている「五感で感じられるもの」の

感じ方の変化に気づくことで

理解できることもあるのです。
 

・今まで避けていた食べ物を食べるようになった。
 

・行きたくなかった場所に自然と行っていた。
 

というようなことが、起きているかもしれません。

そして

「ああ、腑に落ちたな」

「そんなこともあったな~」

「あのことがあったから、今の自分がいるんだ」

という

その時の出来事に対する「見方」が

変化していることがあるのです。

このような変化は

ものの見方を変化させるカウンセリング

によっても、変化を起こすことができます。

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本日もお読みいただきまして
誠にありがとうございます。

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