4連休に入りましたね。学生の皆さんは、夏休みでしょうか?
名古屋市の小中学校や特別支援学校の夏休みは、お盆明けまでということです。
コロナ感染にも気を付けなければならない、熱中症にも注意しなければいけない中でも
休校の影響で遅れている学習カリキュラムを進め、学力も定着していってほしい…
という夏休みの短縮。
とても難しい状況の中で、誰もが過ごさなければならない中ではありますが、
身体、心の健康を第一に考えた行動、選択が大切なのだと思います。
さて、本日のブログは「そのことについて、もう少し詳しく教えてください」というタイトルです。
このことについて「もう少し詳しく話します」ね(笑)
これは、カウンセリング、セラピーを行っている時に
クライアント様からのお話を伺っている時や
核心に近づくためのアプローチを行っている時に
私が投げかけている言葉になります。
クライアント様に限らず、誰かの話を聴いている時に、
お互いの思い込みが発生するということは、よくあることです。
お互いに「分かっているつもり」という状況になるのです。
一つには、このことを避ける目的による投げかけです。
「もう少し詳しく話を聴く」ことによって、思い込みから解放されることが
多くの場面で見られます。
もう一つの目的としては
クライアント様の「真の目的」や「スキーマ」の発見につなげることです。
「スキーマ」とは、心の深い部分で傷つき、生きづらくしている 「考え=認知」 であり
心の奥底に沈んでいるものです。
もっと浅い部分にあり、パッと心に浮かんでくる「考え=認知」は、「自動思考」と呼びます。
「自動思考」を検証していくことで
奥底に沈む深いレベルの認知である「スキーマ」の発見をしていくことになります。
その一つの方法として、クライアント様がお話していることについて
「もう少し詳しく、様々な角度から」お話をして頂きます。
このことは、慣れればご自身でもできることなのです。
「認知行動療法」を学んだり、「認知行動療法」のカウンセリングを
継続して受けていくことで、できるようになります。
認知行動療法のカウンセリングにより、認知行動療法を学ぶことになるのです。
その結果「セルフカウンセリング」ができるようになっていきます。
焦らず、ゆったりとご自身と向き合うことで、気づかなかった「自分」に出会うことができます。
本日はここまでです。
お読みいただきまして、誠にありがとうございました。
今までとは違う夏になると思いますが、新たな過ごし方の中にも
少しでも「心が穏やかに」なるような時間をつくってくださいね。
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