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みんな「達成」している

本日は
みんな「達成」している
ということについてお伝えします。

「達成」=「成功」と捉えても構いません。

「達成?成功? そんなものしていません。」

そう思われる方も多いと思います。

しかし、してしまっているのです。

人それぞれで、大きな夢をもったり、目標を掲げている方も
多いことと思います。

その方が「最終的」と思っていることについては
「達成」したり「成功」したりしているのかは分かりません。

今日お話しする「達成」はもっと日常的な部分でのお話しになります。

ここでも、
「な~~んにも、達成していません。」
という声が聞こえてきそうですが…

例えば、簡単な話、
「トイレに行きたくなってトイレに行く」
これも達成です。
「トイレに行きたいけれど、テレビがいいところだから『後にしよう!』」
と考えてトイレに行かないのも達成。

「ダイエットをしていて、毎日のカロリー制限をクリアしている!」
これも日々の目標を達成しています。
「ダイエットをしているけれど、今日くらいは自分を甘やかして
カロリーオーバーのデザートを食べちゃおう…」
これも、「達成」なのです。

要は、人はその場その場の自分の欲望を満たしながら
生活を続けているのです。

毎日のカロリー制限は、1週間前に決めた目標であり
今日まではその目標を達成していました。
しかし、今日「この瞬間」に、「新たな瞬間的な目標」を作り出し
「見事にその目標をクリア」したのです。

これは、何かを批判している、皮肉っているのではありません。

人は生きています。
その瞬間瞬間で、身体の調子も心の調子も違います。

そのように考えると、目標のその都度の見直し自体は大切なことです。


もちろん、いつも「軸がふらふら」してしまっては
大きな目標の達成にはつながってこないこともあります。

ですので、先ほどの例のように、その瞬間瞬間に達成したこと
(達成してしまったこと)は、自分の大きな目標を達成するために
必要だったことなのかどうか、ということは、考えていく必要があります。

特に
「あ~また失敗した!」とか
「何でこんなにも続かないんだろう…」などと
自分の行動が「失敗!」と考えてしまった時には、大切です。

「失敗」ではないのです。
「達成」「成功」をさせているからです。

捉えている観点が違っているのです。

先ほどの例の
「ダイエット」で考えてみると
一週間前の「ダイエット」の目標と照らしてみると
確かにその日々の目標は達成できなかったと言えるでしょう。

しかし、その時の「今日ぐらいは甘えて」という思考に従った行動は
「達成」している、ということなのです。

一週間前に立てた日々の目標、大きな最終的な目標自体が、
本当に自分に合っているのか。
そのような根本的なことを考えていくことも、大切になっていきます。

先ほどの例のように
「1週間頑張ったご褒美として」
「これからのモチベーションとして」
合間には「美味しいデザートを食べる」という目標を
新たに立ててもいいのかもしれません。

また、何でもかんでも「達成」させてしまっていたら
やはり、「軸がぶれて」きます。

ですので、自分がどうしてこのようなことを「達成」させてしまったのか。
それを「達成」させないためには、どのようにすればいいのか。

このように、「失敗だ~~!」と考えないで、もっと冷静に、建設的に
考えていくと、実は「積み上げ」がしっかりとしていることが分かってきます。

「失敗した!」と考えて落ち込むよりも
「あ~、こんな風に達成(成功)させてしまった(笑)」
という面白おかしく捉えるような余裕が
次のステップに向けた「達成(成功)」になるんだと思います。


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