恋人と「別れる」ことを考えると、相手に対して「罪悪感」を強く感じる人がいらっしゃいます。そして、ずるずると関係を続けてしまう。
その人は「相手の事を考えられる心優しい人」と言うことができるのですが、その反面、「相手軸で考え、相手のことを中心に考えてしまう」というようなことも言えるのです。
これは、 「自分自身を大切にしていない」 ということにもなります。
そのようなタイプの人は、自分の気持ちを抑えこんでしまいますので
〇自分が好きになった人に、自分から思い切ってアプローチできない
〇相手に合わせ、自分の都合を犠牲にしてまで恋人に尽くしてしまう
〇恋人と別れたくても、自分から切り出せない
恋愛において、このようなことがおきてきます。
それはその方の元々の個性であったり、今までの環境において培ってきたパターンとも言えるものです。
「相手軸」の人が守りたいもの
自分のことではなく、相手のことを中心に考える「相手軸」の人は、自分のことは後回しにしてしまいます。
自分のことを後回しにして相手を優先させることで、「相手の気分がよくなる」「相手が喜んでくれる」ということになると、それによって自分自身も嬉しくなるのです。そして、それだけではなく、相手や周囲の人たちに、自分は「いい人である」と評価してもらいたい、という側面も隠されているのです。
ですので、「相手軸」の人は、相手からの評価がとても気になります。自分の言動や行動で相手がどのように反応するのか、ということが大切になってしまうのです。
自分のことを後回しにして相手を優先させることで、「相手の気分がよくなる」「相手が喜んでくれる」ということになると、それによって自分自身も嬉しくなるのです。そして、それだけではなく、相手や周囲の人たちに、自分は「いい人である」と評価してもらいたい、という側面も隠されているのです。
ですので、「相手軸」の人は、相手からの評価がとても気になります。自分の言動や行動で相手がどのように反応するのか、ということが大切になってしまうのです。
相手のことを考えるのはとても大切なのですが…
「相手軸」の人が行うような、相手のことを優先に考える。このこと自体はとても大切なことであり、恋愛においても重要なポイントにも挙げられることでしょう。
例えば、自分も忙しい中だけれど、相手の喜びそうなこと、サポートできることを考え、先回りして相手のために行動をしてあげる。相手にとっては「なんて気がきく人なんだ!」となり、自分への評価が高まっていくでしょう。
そして、良いコミュニケーションをとっていくことができ、恋愛関係に発展したり、より仲の良い恋人となっていくことにもつながっていきます。
相手軸の人は、これが自然にできてしまいます。違う言い方をすると、「しなければならない」という意識が働いてしまうのです。
そしてその中には、「相手に自分のことを良く思ってもらいたい」「自分の方を向いてほしい」というような無意識的なものが大なり小なりあります。恋愛において「武器」として使っている人もいることでしょう。
しかしこのことが、後々、相手や自分に、じわりじわりとボディーブローのような鈍い痛みへと変わっていくことが多いのです。
例えば、自分も忙しい中だけれど、相手の喜びそうなこと、サポートできることを考え、先回りして相手のために行動をしてあげる。相手にとっては「なんて気がきく人なんだ!」となり、自分への評価が高まっていくでしょう。
そして、良いコミュニケーションをとっていくことができ、恋愛関係に発展したり、より仲の良い恋人となっていくことにもつながっていきます。
相手軸の人は、これが自然にできてしまいます。違う言い方をすると、「しなければならない」という意識が働いてしまうのです。
そしてその中には、「相手に自分のことを良く思ってもらいたい」「自分の方を向いてほしい」というような無意識的なものが大なり小なりあります。恋愛において「武器」として使っている人もいることでしょう。
しかしこのことが、後々、相手や自分に、じわりじわりとボディーブローのような鈍い痛みへと変わっていくことが多いのです。
「相手軸」が過ぎると、自分も相手も苦しめます
相手の事を思いやることができる。「相手軸」のいいところはここにあると言えるでしょう。しかし、恋愛関係においてその程度が度を過ぎると、自分にも、相手にも、窮屈感や苦しさを与えてしまうようになってしまいます。
相手にとっては「気のきくとても素晴らしい人」と思うでしょう。最初は…。
しかし、度が過ぎてしまうと、「過干渉で余計なお世話を焼く人」となってしまうこともあります。そして、「相手軸」の人が陥りやすい思考の中に「せっかくやってあげているのに!(あげたのに!)」というものがあります。初めは相手のために純粋なものだったはずが、いつの間にか、「自分の思いの押しつけ」という形になり、それを受け取らない相手に腹を立てるようになることがあります。これは相手にとってはたまりません…
そして「相手軸」本人にとってはどうでしょうか。「相手軸」の人は相手の評価が大切です。ですので、相手が嫌な思いをしないように、自分の気持ちを「我慢に我慢を重ねて」抑えていきます。これは、「相手に嫌われたくない」という思いでもありますので、恋愛にとってはより相手に合わせてしまうようになっていくことが多いでしょう。
そうすると、自分が本当にやりたいことがやれなくなり、相手の夢が自分の夢、のようなことになってしまいがちです。そして、先ほどもお伝えしたように、相手からの拒否反応が目に見えてきた時に、今までの我慢が「一気に噴き出してしまう」ことになりかねないのです。
このようにして、「相手軸」の人が一番恐れている「関係性の崩壊」へと自分自身で導いてしまうのです
相手にとっては「気のきくとても素晴らしい人」と思うでしょう。最初は…。
しかし、度が過ぎてしまうと、「過干渉で余計なお世話を焼く人」となってしまうこともあります。そして、「相手軸」の人が陥りやすい思考の中に「せっかくやってあげているのに!(あげたのに!)」というものがあります。初めは相手のために純粋なものだったはずが、いつの間にか、「自分の思いの押しつけ」という形になり、それを受け取らない相手に腹を立てるようになることがあります。これは相手にとってはたまりません…
そして「相手軸」本人にとってはどうでしょうか。「相手軸」の人は相手の評価が大切です。ですので、相手が嫌な思いをしないように、自分の気持ちを「我慢に我慢を重ねて」抑えていきます。これは、「相手に嫌われたくない」という思いでもありますので、恋愛にとってはより相手に合わせてしまうようになっていくことが多いでしょう。
そうすると、自分が本当にやりたいことがやれなくなり、相手の夢が自分の夢、のようなことになってしまいがちです。そして、先ほどもお伝えしたように、相手からの拒否反応が目に見えてきた時に、今までの我慢が「一気に噴き出してしまう」ことになりかねないのです。
このようにして、「相手軸」の人が一番恐れている「関係性の崩壊」へと自分自身で導いてしまうのです
認知療法で思考のバランスをとりましょう
今まで尽くしてきたのに、それを自分自身でひっくり返してしまう。
このような辛い経験はないでしょうか?
これは、自分の「思考」が招いてしまった、と言うこともできます。
「相手に好かれたい」「相手に嫌われたくない」と思うのは誰しもあります。
しかし、それを「自分の我慢」で解決しようとすると、必ず無理がきてしまいます。
恋愛において、相手のことを考えるということはとても大切な事なのですが、相手に「尽くしすぎる」ことで、自分の我慢の限界がきたり、相手にとっても面倒くさい人になってしまったりすることも少なくありません。
そして、相手にとって都合のいい人として「利用される」ということにもなることがあります。
これらは、自分の「思考のくせ」を見つけ、バランスの良いものに変えていくことで少しずつ解消していくことができます。そして、「相手軸」本来の良さがより輝かせることができます。
「自分の都合、考えを優先しても大丈夫!」このような自信がついたら、辛い恋愛からも抜け出すことができるでしょう。
このような辛い経験はないでしょうか?
これは、自分の「思考」が招いてしまった、と言うこともできます。
「相手に好かれたい」「相手に嫌われたくない」と思うのは誰しもあります。
しかし、それを「自分の我慢」で解決しようとすると、必ず無理がきてしまいます。
恋愛において、相手のことを考えるということはとても大切な事なのですが、相手に「尽くしすぎる」ことで、自分の我慢の限界がきたり、相手にとっても面倒くさい人になってしまったりすることも少なくありません。
そして、相手にとって都合のいい人として「利用される」ということにもなることがあります。
これらは、自分の「思考のくせ」を見つけ、バランスの良いものに変えていくことで少しずつ解消していくことができます。そして、「相手軸」本来の良さがより輝かせることができます。
「自分の都合、考えを優先しても大丈夫!」このような自信がついたら、辛い恋愛からも抜け出すことができるでしょう。
⇒認知行動療法 基本~実践講座 ※※5月24日より、コロナウィルス感染拡大防止の対策を継続しながら「セッション」「講座」を再開致します。
⇒思考・行動パターン改善カウンセリング ※5月24日より、コロナウィルス感染拡大防止の対策を継続しながら「セッション」「講座」を再開致します。