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意識を向けた先の気分になる

当たり前のことだ
と思われる方も多いと思いますが
「意識を向けた先」によって
自分の思考や気分感情が変わってきます。

嫌なものに目を向ければ
嫌な考えや気分になりますし

楽しいものに目を向ければ
楽しい考えや気分になる

経験上
当たり前のことかもしれません。

しかし
そのことを知っているのと
実際にコントロールしようと
意識しているかどうかは
別のことになります。

「知っていても、やらない」

ということは
他の例でも本当に多いと思います。

もちろん
私もそうです。

「もっと丁寧に歯磨きしないと虫歯のリスクが高くなる」
とはわかっていても
そうしない。

「こんな夜遅くに食べたら、胃がもたれたり、太ってしまう」
と思っても
食べてしまう。

いくらでもあるのではないでしょうか。


「意識を向けた先」によって
自分の思考や気分感情が変わってきます。


本題であるこのこともそうでしょう。

知ってはいても
意識した先から目が離せなくなり抜け出せない

こんな不快な気分は嫌なのに
どうしても考えてしまう。

程度の差はあれ
このようなことは日常起きてくるものです。

そのような時
「意識を向けた先」によって
自分の思考や気分感情が変わってきます。

「このこと自体」を意識して
向けている意識の先を変えてみるのです。

方法の一つに
《自分の「呼吸」に意識を向ける》
というものがあります。

「呼吸」は普段、何も意識していなくても行っていることですよね。

体調が悪かったり走ったりした時には息が乱れ
意識したくなくても、意識してしまうものではありますが
体調の落ち着いている時には、無意識なものでしょう。

その「呼吸」に意識を向けるのです。

「呼吸」の規則的な繰り返しのリズムを感じ
呼吸に伴うお腹の動きにも意識を向けます。
その意識の状態を数分続けてみると
不快な気分が緩和されていきます。

さらに
吸った新鮮な空気が体中を巡り
体がリフレッシュするイメージをもち
はく息と共にいらないものをはき出すイメージをもつ。

このようにすることで
「呼吸」への集中も高まってくるでしょう。

また
その間にも
いろいろなことが頭をめぐってくることもあります。

そんな時には
その思考や感情を無理に拒絶せず
「へ~…そうなんだ~」
「なんか考えてるな~」

などと外から眺めているような感覚をもち
逸れた意識を、再び「呼吸」に戻していきましょう。

不快な気分になった時だけでなく
毎日の習慣として行っていると
「呼吸」に意識を向けることが、容易になってくることでしょう。