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体験の中で学んでいた

思考を変える
見方を変える
視点を変える


様々な表現の仕方はありますが
今、自分自身がある一点に固執しすぎて
苦しい状況に陥ってしまっている時

上記のような変化をさせることで
その苦しい状況から抜け出せる可能性が高まります。

しかし
「それってどういうことなのでしょうか。」
というところですよね。

みなさんは
これまで数多くの
様々な経験をされていらっしゃるでしょう。

その中の経験によって
上記のことは
実は「分かっている」
のではないかと思うのです。


例えば
飲食店で
「自分の意見が絶対正しい」と譲らず
ボルテージが上がって
一緒に店に入った人と面と向かってケンカをしている。

その時
隣の席の人がコップを落としてしまい
大きなガラスが飛び散る音がする。

その音や後片付けを手伝ったりしたことで冷静になり
急に相手の考えを見直し
先ほどのケンカがなかったかのように
また二人で落ち着いて話しはじめる。


この例は
コップの割れる音によって気持ちがそちらに向かい
冷静な気持ちにさせてくれたのです。
それがきっかけで
固まっていた思考を一瞬で「解きほぐして」くれたり
一点集中の思考から「距離を置かせて」くれたりしたのです。

「我に返った」
というような表現も当てはまるのではないでしょうか。


ふとした出来事によって
「あれ?なんでこんなに悩んでいたんだ?」
「こんなにこだわる必要ってあったのかな」

など、急に思考が切り替わることは
今までの人生の中で、経験されているのではないでしょうか。
そして、そんな時は気持ちが楽になったり
問題が解決に向かったりしていくことが多いことでしょう。


こういった経験はとても貴重で
これからの自分を助けてくれるものとなっていきます。