心の悩みを抱えてしまい
それによって体調を崩し
今までの活動ができなくなってしまう。

みなさんの周囲でも
そのような人がいらっしゃったり
ご本人がそのような経験をされていることも
あるでしょう。

また逆に
体調を崩したことをきっかけにして
心に影響が出てしまい
うつのような症状に苦しまれる人も
いらっしゃいます。

このように
心と体は密接に影響しあい
相互に作用しあっています。


ここでは
心の悩みを抱えてしまった時のことを考えてみましょう。

「心の悩み」
そこばかりにフォーカスし、自分の体のこと
健康のことはそっちのけで
無理矢理にも「問題解決」に動いたり

それとは逆に
「全く動かなくなったり」することも
多いのではないでしょうか。

「健康を無視した行動」
それとは逆の「行動量の減少」
これらによって
体調面の不調も現れてくることがあります。

また、皆さんも経験されたことがあると思いますが
「考えが煮詰まる」というような状況にもなっていきます。

考えても考えても
何も解決していかないどころか
悪い方へと思考が進み
余計な不安まで感じるようになってしまうことがあるでしょう。

そして
「悩み」はさらに深い部分へと入り込み
悪循環のスパイラルを形成してしまうことに
つながってしまいます。


体や行動面にアプローチすることをお伝えするときに
次のように考える人もいらっしゃいます。
「心の悩みなのに
なんでストレッチ？散歩？健康的な食事？」

その答えは
先ほどお伝えしたように
心と体は密接に影響しあい
相互に作用しあっているから。
ということになります。

これは
心の悩みを抱えている人たちに限った話ではありません。
普段から、心と体の両面の健康に意識を向けていくことで
悪循環のスパイラルに陥ることを回避することが
できるのです。


「う～ん！」と思い切り背伸びをし
深く息を吸ったら、ゆっくり息をはきだす。

この一つの行動だけでも
心身ともにリフレッシュでき
新たな前向きな考えが
出てくることもあるのです。