「不安でたまらない」
というAさん。
Aさんにとっては不安で不安で仕方なく
「不安」という感情が先走り
そこで精一杯になっています。
「不安でたまらない」という気持ちを
カウンセリングの場だとしたら
カウンセラーはまず、「受け止める」でしょう。
お一人で抱えている時にも
「ああ、自分は今、不安でいっぱいなんだ」
というように
自分で自分の気持ちを受け止めてあげられると
少し楽になり、そして先に進むことができます。
・この不安がどこから来ているのか
具体的な出来事を思い起こしたり
・不安な感情の時、どのようなことが頭に浮かんでくるのか
言葉にしてみたり
と
具体的に、詳細な自己分析へと進んでいくことが可能です。
これは、自分を自分の外から
「第3者の視点」で見ていることにもなります。
自分で自分を追い詰めてしまう場面では
視野が狭くなり
頭が真っ白となり
自分の状況が確認できなくなっていることが多いでしょう。
自分を客観的に見る、感じる
ということには慣れがいるとは思いますが
そこができると
・冷静な自分
・落ち着いた自分
・先へ向かう自分
となり
問題解決へと進みやすくなります。
そして
自分のことをたくさん認めてあげて
「自分は自分の味方である」
という感覚を養うと
頼もしい「味方」と共に
ご自身の「人生の在り方」を確立していくことに
つながっていくことになるでしょう。