「自分はダメなやつだ」
「運が悪い」
「人生損してばかりだ」

誰でも
自分に対して
マイナスな評価を下してしまうことって
あると思うんです。

そういう時は
・下を向いてしまったり
・背中が丸まっていたり
・ため息を漏らしていたり…
することもあるでしょう。

そして
周囲から見ても
・元気がない
・落ち込んでいる
・空気がよどんでいる
などと自然に感じさせてしまうことも
多いのではないでしょうか。

自分の思考や感情は
自分の姿勢や振る舞いにも出てきます。

嫌な気分を引きずったまま仕事をしていると
思わず相手を不快にさせたり
何よりも
自分自身が楽しくないでしょう。

そして
更なるトラブルに見舞われるという
悪循環に陥ってしまうことにつながることにも。


ただ
このことを学びとすれば
これからの自分に生かしていくことが
十分にできるはずです。

思考や感情が
自分の姿勢や振る舞いに
よくない影響を及ぼしている、
悪循環を生みだしているのなら

「逆も真なり」です。

自分の姿勢や振る舞いを
自分の思い描く
理想の姿にしていくことで
自分の思考や感情を
コントロールしていくのです。

「成りきる」です。

もし自分が堂々とした自信のある自分であったなら
どのような姿勢で歩き、どういう振る舞いをするだろうか…

そのようなことを
自分に問いかけてみるのです。

これには
・恥ずかしい
・できるはずない
・くせは直せない
などの声も聞こえてきそうですが

もちろん最初から
大げさなことをしなくてもいいのです。

例えば
猫背で周囲から頼りなく見られ
マイナス思考になると、さらに背を丸くする人で
「もっと堂々とした自分がいいな。」と感じていたとしたら

1日３回、ぐっと背伸びをして
その時の全身の感覚や気分を感じてみるのです。

その時
どのような気分になるでしょうか。

そして
どういうことを思い浮かべていますか？


私自身、姿勢のいい方ではないので
ぐっと背伸びをしたり
背筋をまっすぐに伸ばすことを意識して歩くことで

気分がよくなり
違った自分を発見します。

・堂々とした自分
・余裕のある自分
・縛られない自分

そんな時には
マイナスな思考や感情はどこかへ行ってしまっています。

より建設的な思考、前向きな思考を生み出していることを
感じているのです。


自分への、小さなアプローチの積み重ねで
それが当たり前となり
思考や感情をコントロールしやすくなることでしょう。