自分はいったい
どのように「考え」
どのような「感情」になるのだろか。
そして
どのような「行動」を取るのだろうか。
それらは
自分にとって
「有益」なものなのか
はたまた
「不利益」を被るものなのか。
このように
客観的に自分を見つめることで
「現在の自分」を追い越して
「未来の自分」へ「先回り」をすることができます。
例えば
多くの仕事を抱えることになった人が
「自分はこの仕事を前にして
何を考え、どのような感情になってしまうのだろうか。」
と見つめてみます。
まずは
今現在の自分なので
すぐに出てくるかもしれません。
「ああ、この多くの仕事を目の前にして
自分はとてもストレスを抱えている。
『期日に間に合うだろうか』と心配で
不安な気持ちでいっぱいだ。」
となったとします。
その時
この思考や感情にどっぷりつかるのではなく
「このような考えや感情でいるんだな～」
と他人事のように、客観的に見つめるのです。
そして
そんな自分はこの先
何を考え
どのような感情をもち
どういう行動をするだろうか。
ということを
見つめていきます。
「きっと
この多くの仕事をやりながら
ため息をつき
憂うつな気持ちでいるのだろう。
そして
『何で自分ばかりがこんな多くの仕事を
しなければならないんだ…。』と考え
仕事が嫌になって後回しにして
期限ぎりぎりに後悔をする。
と考えているんだな～」
と、ちょっと先の未来の自分を想像してみるのです。
これは
今までの「パターン」
ということも言えるでしょう。
今までの自分は
こういう「思考・感情・行動」
であったのかもしれません。
それを
予め自分で予想してみます。
そして大切なのは
「なるほど。自分はこんな風なんだ
と考えているんだ」
と受け入れることです。
その後
その評価をしてみます。
評価をした結果、
自分にとって
プラスなものならいいでしょうが
マイナスなものなら、その先のステップへといきます。
マイナスなものを感じていて
そうなることが目に見えているのを
再認識することができたら
「先回り」をして対策です。
「後始末より前始末」
という言葉をご存知でしょうか。
事前に予測がつくものなら
先に対策をしておくことが大切です。
「そんなことは分かっているけど、できないんだ。」
と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、そういった方は
はっきりとした自分のイメージを
もっていらっしゃらないのかもしれません。
漠然といつものパターンをイメージできても
そこのステージで止まってしまって
結局、できずにいるのではないでしょうか。
無意識的に
防衛反応が働いていることもあります。
それを打開するためにも
自分が
・何を考え
・どのような感情になり
・どのような行動をとるのか
ということに
はっきりとフォーカスしていくことが
必要です。
とても
意識的な作業
になります。
ですので
頭で考えるだけだとまとまらない場合は
紙に書き出したり
スマホ、PCなどに
記録するといいでしょう。
その作業の後
マイナスなものであれば
それを避ける、もしくはプラスに変える
対策を講じていくことになります。
「今の自分」が
今の自分の思考を見つめ
対策を講じて
「未来の自分」に託すのです。
ここでは
「今の自分」と「未来の自分」
を切り離すことも
大切なことになります。
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誠にありがとうございます。
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