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都合のいい思考の偏り

人は、時に「都合のいい解釈」をしてしまいます。
自分の思いと合致する方向に意識を向けがちです。

「確証バイアス」として知られています。

「確証バイアス」は、自分の「都合のいい」情報ばかりを集めてしまい
「都合の悪い」情報には蓋をしてしまう、というものです。

トラブルが起きた際、こうも正反対の言い分になるのか、と思うほど
真っ向から対立することはよくあることです。

「中立の立場」と称して関与してきた人も
トラブルを起こしている人たちとの人間関係や
自身の信念のもち方によって
やはりどちらかに偏って、肩をもってしまうこともあります。

自身が「そうだ」と思うことを覆すことは
「確証バイアス」がかかった状態では、難しくなります。



「自分に限って」「家の子に限って」と考えた際
都合のいい情報ばかりを集めてしまう「確証バイアス」もそうですが

異常な状況を正常な範囲内だと認識してしまう
「正常性バイアス」がかかってしまう可能性があります。

これらのことは、人間の脳が引き起こすものであり
誰もがその「偏り」をもっています。

「だから、正当化したりあきらめる」ということではなく
「このようなことも、起きてしまうのだ」ということを意識しておくことで
出来事に対して、冷静に対処できることも多くなってくるのだと思います。

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